映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版』ネタバレなし感想・評価|神、悪魔、そして工藤D!オカルト界のアベンジャーズ【レビュー】
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版』ネタバレなし感想・評価。ついにタタリ村へ突入!口裂け女、河童、花子さん…全ての怪異が集結し、工藤Dが神殺しに挑む。カオスと感動の集大成。
これが「コワすぎ!」だ!
待っていました。これが見たかったんです。 FILE-01から積み上げてきた全ての伏線、因縁、そして狂気。 それらが一つに収束し、爆発する瞬間。
タイトルに偽りなし。「史上最強」です。 何が最強って、敵も味方も、そして工藤Dのテンションも最強です。 もはやホラー映画ではありません。 これは、熱血少年漫画であり、神話叙事詩です。 80分間、一度もブレーキを踏むことなく、アクセル全開で崖から飛び出すような映画体験。
タタリ村、地獄のオールスター感謝祭
舞台は、すべての元凶とされる「タタリ村」。 そこに待ち受けるのは、これまで登場した怪異たち、そして最強の「巨人」。
口裂け女? います。 河童? 出ます。 花子さん? もちろんです。 過去の怪異たちが次々と現れる展開は、まるでアベンジャーズ。 (ただし、全員敵ですが)
しかし、工藤Dも負けてはいません。 これまで手に入れた呪物アイテムをフル活用し、呪術と暴力の限りを尽くして対抗します。 「呪いには呪いをぶつけるんだよ!」 この名言(?)を体現するバトルの連続に、脳汁が止まりません。 特に河童との再会シーンは、涙なしには見られません(笑いすぎて)。
工藤D、神になる(物理)
今回の工藤Dは一味違います。
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 工藤Dの覚悟 | 人間を辞める勢い |
| アクション | 特撮ヒーロー顔負け |
| 市川さんの叫び | 魂の叫び |
【解説】 詳しくは言えませんが、工藤Dが「ある姿」になります。 そのビジュアルを見た瞬間、あなたは爆笑するか、感動で震えるかのどちらかでしょう。 私は両方でした。
バカバカしいのに、なぜか熱い。 世界の命運を、こんな暴力的なおっさんに託していいのか? いいんです。彼しかいないんです。 理不尽な神に対して、ただの人間が喧嘩を売る。 その姿は、神々しくさえあります。 CGのクオリティなんてどうでもいい。 そこにある「魂」の輝きを感じてください。
「運命」に中指を立てろ
本シリーズのテーマは「運命への反逆」です。 決められた破滅の未来を、人間の意志(と暴力)でねじ曲げる。
今回の劇場版では、そのテーマが極限まで描かれます。 どんなに絶望的な状況でも、諦めない。 カメラを回し続ける。 バットを振り続ける。
その泥臭い姿は、逆境に生きる私たちに勇気を与えてくれます。 (方法は真似してはいけませんが) 「俺は運命なんて信じねぇ!」 工藤Dの叫びは、スクリーンの前の私たちに向けられたエールなのです。
完結……ではない!?
「史上最強」の名に恥じないクライマックス。 しかし、物語はここで終わりません。 さらなる「最終章」へと続くのです。
見終わった後の疲労感と高揚感は、ライブに行った後に似ています。 「いいもん見たな……」 そう呟かずにはいられません。 劇場でこれを見た人は、一体どんな気持ちで帰路についたのでしょうか。 羨ましくてなりません。
結論:全人類が見るべき「神話」
もしあなたが、FILE-01から追いかけてきたなら、この映画は最高のご褒美です。 涙なしには見られません。
まだ見ていない人は、今すぐFILE-01から順番に見てください。 このカタルシスを味わわずに死ぬのは、あまりにも勿体ない。 日本のモキュメンタリー映画史に金字塔を打ち立てた、奇跡の80分を目撃せよ! そして、一緒に叫びましょう。 「コワすぎ! 最高!」と。
作品情報

小林 祐太
TV60編集長。脚本構造と映像技術の分析に基づいた『構造批評』を得意とする。ガジェットレビューでは、スペック数値よりも『生活への定着度』を重視し、最低1ヶ月以上の実使用を経た上での評価を徹底している。
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