HOME/CINEMA/ 2026-01-22

映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版』ネタバレなし感想・評価|神、悪魔、そして工藤D!オカルト界のアベンジャーズ【レビュー】

映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版』ネタバレなし感想・評価。ついにタタリ村へ突入!口裂け女、河童、花子さん…全ての怪異が集結し、工藤Dが神殺しに挑む。カオスと感動の集大成。

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SCORE
RANKS

60秒で結論買うべき?観るべき?

GOOD

伏線回収の嵐。シリーズ最高の熱量。工藤Dがカッコよすぎる。

BAD

初見殺し。これまでのシリーズを見ていないとポカーンとする。

これが「コワすぎ!」だ!

待っていました。これが見たかったんです。 FILE-01から積み上げてきた全ての伏線、因縁、そして狂気。 それらが一つに収束し、爆発する瞬間。

タイトルに偽りなし。「史上最強」です。 何が最強って、敵も味方も、そして工藤Dのテンションも最強です。 もはやホラー映画ではありません。 これは、熱血少年漫画であり、神話叙事詩です。 80分間、一度もブレーキを踏むことなく、アクセル全開で崖から飛び出すような映画体験。

タタリ村、地獄のオールスター感謝祭

舞台は、すべての元凶とされる「タタリ村」。 そこに待ち受けるのは、これまで登場した怪異たち、そして最強の「巨人」。

口裂け女? います。 河童? 出ます。 花子さん? もちろんです。 過去の怪異たちが次々と現れる展開は、まるでアベンジャーズ。 (ただし、全員敵ですが)

しかし、工藤Dも負けてはいません。 これまで手に入れた呪物アイテムをフル活用し、呪術と暴力の限りを尽くして対抗します。 「呪いには呪いをぶつけるんだよ!」 この名言(?)を体現するバトルの連続に、脳汁が止まりません。 特に河童との再会シーンは、涙なしには見られません(笑いすぎて)。

BEYOND THE 60 SECONDSここから先は、深掘りレビュー。
Technical Review

工藤D、神になる(物理)

今回の工藤Dは一味違います。

評価項目評価
工藤Dの覚悟人間を辞める勢い
アクション特撮ヒーロー顔負け
市川さんの叫び魂の叫び

【解説】 詳しくは言えませんが、工藤Dが「ある姿」になります。 そのビジュアルを見た瞬間、あなたは爆笑するか、感動で震えるかのどちらかでしょう。 私は両方でした。

バカバカしいのに、なぜか熱い。 世界の命運を、こんな暴力的なおっさんに託していいのか? いいんです。彼しかいないんです。 理不尽な神に対して、ただの人間が喧嘩を売る。 その姿は、神々しくさえあります。 CGのクオリティなんてどうでもいい。 そこにある「魂」の輝きを感じてください。

「運命」に中指を立てろ

本シリーズのテーマは「運命への反逆」です。 決められた破滅の未来を、人間の意志(と暴力)でねじ曲げる。

今回の劇場版では、そのテーマが極限まで描かれます。 どんなに絶望的な状況でも、諦めない。 カメラを回し続ける。 バットを振り続ける。

その泥臭い姿は、逆境に生きる私たちに勇気を与えてくれます。 (方法は真似してはいけませんが) 「俺は運命なんて信じねぇ!」 工藤Dの叫びは、スクリーンの前の私たちに向けられたエールなのです。

完結……ではない!?

「史上最強」の名に恥じないクライマックス。 しかし、物語はここで終わりません。 さらなる「最終章」へと続くのです。

見終わった後の疲労感と高揚感は、ライブに行った後に似ています。 「いいもん見たな……」 そう呟かずにはいられません。 劇場でこれを見た人は、一体どんな気持ちで帰路についたのでしょうか。 羨ましくてなりません。

結論:全人類が見るべき「神話」

もしあなたが、FILE-01から追いかけてきたなら、この映画は最高のご褒美です。 涙なしには見られません。

まだ見ていない人は、今すぐFILE-01から順番に見てください。 このカタルシスを味わわずに死ぬのは、あまりにも勿体ない。 日本のモキュメンタリー映画史に金字塔を打ち立てた、奇跡の80分を目撃せよ! そして、一緒に叫びましょう。 「コワすぎ! 最高!」と。

作品情報

時間80分
視聴難易度高い
家族向け要確認
配信Amazon Prime
小林 祐太
WRITTEN BY

小林 祐太

TV60編集長。脚本構造と映像技術の分析に基づいた『構造批評』を得意とする。ガジェットレビューでは、スペック数値よりも『生活への定着度』を重視し、最低1ヶ月以上の実使用を経た上での評価を徹底している。

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